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〒507-0032 岐阜県多治見市大日町21 大日ビル3号
木下 貴子
私木下貴子は,平成12年に岐阜県多治見市で初めての女性弁護士となり,平成25年まで13年以上もの間,多治見市唯一の女性弁護士でした。
離婚相談では女性弁護士をさがしておられる方が多くいらっしゃり,恵那市・中津川市など女性弁護士がいない地域もあるため,沢山の離婚相談,離婚事件のご依頼をいただきました。1年間に50名ほどの方から離婚関係の法律相談をお受けしました。
最近は,当事務所の離婚相談実績を評価して当事務所に遠くから足を運んでいただける方も多くなっています。
このようにして,多数の離婚相談をお受けし,既にご相談件数が1000件を超えました。
多くの弁護士が離婚事件を取り扱っています。しかし,離婚事件は,夫婦生活の細かな出来事を聞き取って,裁判所に主張すべき点を適切かつ簡潔に抜き出さなければならず,手間のかかる作業が多いものです。経済的な合理性だけでない依頼者・相手方の感情をふまえた対応も必要となります。
そのため,「離婚事件を中心的に取り扱っている弁護士」はそれほど多くないというのが私の印象です。
人間関係の奥深くまで踏み込む離婚事件は,決して気楽にできるようなものではありませんが,私は,お手伝いすることで少しでもご相談者・ご依頼者の気持ちが軽くなればとの思いで承っております。
男性弁護士に既に離婚事件を依頼している女性から,セカンドオピニオンとして相談を受けることもあり,大変嬉しいことに,そのまま引き受けてもらえないかとまで言われたこともありました。
その男性弁護士の方も決して仕事をされていないというわけではありませんでしたが,私のやり方とは異なり,感情に絡む言い分やそれをまとめた証拠である「陳述書」を主に依頼者ご本人に作ってもらっているようでした。普段,主に金銭的な請求を取り扱っている弁護士にとっては,夫婦の日常生活の細かな話を聞き取って書面化するという作業が面倒に感じられることなのかもしれません。
相談に来られた女性にとって,満足の行くやり方ではなかったようです。
どの弁護士も,主張・立証の方針を立てて依頼事件を進め,訴訟手続が進んでいくと,既に出した主張・証拠は撤回できませんし,後から追加できることが限られてきます。そのため,いったん弁護士を決めて事件を進めた場合には,弁護士を変えたり方針を変更しない方が良いことが多いものです。依頼者の方が,弁護士を変えようと思えば,弁護士費用も二重に支払わなければならなくなります。
だからこそ,最初に出会う弁護士,依頼する弁護士を見極めていただきたいと思うのです。
私が,離婚事件に力を入れている理由は私自身の生い立ちにもありますが,現在夫と2人の子を持ち,家族関係が自分の生活に与える影響は大きいものだとつくづく感じます。
私自身,夫と少し喧嘩しただけでも,かなりのストレスになりますから,日常的に夫婦関係がうまくいっていない場合,子どもや仕事,その他の人間関係に与える影響は多大なはずです。このように考え,離婚事件をお手伝いできることは,その方の人間生活全般を支える役割を担わせていただけるものだという熱意を持ち,事件に取り組んでおります。
多くのご相談・ご依頼をいただく分野であるため,私自身,離婚に関しては,特に積極的に研鑽を深めてきました。弁護士にとって離婚に関する規定の置かれた民法の知識は基礎知識ですが,実際の離婚は,感情がある上,人生の選択が絡んだものですから,法律知識だけでは適切なアドバイスができません。
私は,23年間で得た知識・経験を基に,また,自分自身の結婚,子育ての体験も踏まえ,ご相談・ご依頼に対応させていただいております。
また,私がこれまでご相談・ご依頼を受けた男性のお話・経験から得た男性の気持ち,感性も生かした「離コンシェルジュ」サービスとして体系化し,離婚サービスの質の向上を図っています。
夫婦カウンセラー(一般財団法人日本能力開発推進協会)の資格も取得し,精神面の負担にも配慮した相談能力も身に着けています。
離婚のご相談に来られる方は,精神面の負担を抱えた方も多いため,その負担に配慮した相談を心がけています。
守秘義務もしっかりとした弁護士だからこそ,また法律的な専門知識もあるからこそ,一般的なカウンセラーとは違って心から安心して相談できるとの感想をいただいています。
また,離婚したい場合だけでなく,夫婦関係の修復,復縁を目指す方のサポートもしています。
相談・依頼事案から得た知識・経験や資格取得時の学習のみならず,書籍から体系的な知識・スキルを吸収しています。法律・判例・裁判手続の知識にとどまらず,対話技術・心理学・社会学・精神医学の分野の知識も得ています。
例えば,調停委員の研修にも使われている書籍「離婚調停の技術」,(飯田邦男(元家庭裁判所調査官)著)「こころをつなぐ離婚調停の実践」(飯田邦男著),「離婚調停」(秋武憲一(元家庭裁判所裁判官)著)などの書籍から学んだ,調停で大事にされている価値観,調停委員が聞きたいこと,調停委員に納得してもらう話し方など知識を,離婚調停に活用しています。
上記著者飯田邦男氏から推薦していただいた書籍「子供の「脳」は肌にある」,「愛撫・人の心に触れる力」(山口創著),「子供をもつと夫婦に何が起こるか」(ジェイ・ベルスキー,ジョン・ケリー共著),「新しい家族社会学」(森岡清美・望月嵩共著),「愛と癒しのコミュニオン」(鈴木秀子著),「心の対話者」(鈴木秀子著)などから学んだ,夫婦関係や親子関係が破壊される仕組みやその社会的背景事情,夫婦・親子関係を円滑にする方法のほか,ご相談者・ご依頼者に安心してご相談いただく技術,対話相手の心を動かす話し方の知識を,ご依頼事件や相談対応に活用しています。
「モラル・ハラスメント」(マリー=フランス・イルゴイエンヌ(精神科医・家族心理療法家)著)などの書籍から学んだ,モラハラが精神・身体に与える影響とその対応方法について,モラハラを理解してもらえないという悩みをかかえておられるご相談者への相談対応やアドバイスに生かしています。
この熱意・実績をご信頼いただき,令和3年は,109名もの方々に,当事務所まで離婚の相談にお越しいただきました。多治見ききょう法律事務所をご利用いただきありがとうございました。(多治見市役所,土岐市役所,中津川市勤労者総合支援センターなどで行われる法律相談を担当したときに離婚のご相談をお受けすることがありましたので,私が令和元年中に離婚のご相談をお受けした方の数は,これよりも多くなります。)
ご相談に来られる方は,女性が多く,岐阜県多治見市,可児市,土岐市,愛知県瀬戸市といった地元地域の方が多くなっていますが,岐阜市周辺,中津川市,高山市,愛知県名古屋市,長野県,富山県,福井県,山梨県,大阪府さらには東京都,神奈川県,千葉県,島根県,宮城県,福岡県などからもご相談にいらっしゃっています。
弁護士木下貴子が,当サイトで,「裁判所HPより詳しい離婚調停解説」を連載しました。
弁護士を頼まずに離婚調停をすることをお考えの方もご自身で離婚調停ができるよう,わかりやすい解説をしていきたいと考えて,執筆しました。
離婚をお考えの方は,ぜひ,ご一読ください。
弁護士木下貴子の平成29年5月20日発売の著書「離婚調停は話し方で変わる」がAmazonランキング法律部門ほか5部門で第1位を獲得しました。
弁護士木下貴子は,離婚・夫婦に関する講演の講師も務めています。
離婚,親権,養育費などについてのご相談・ご依頼をお考えの方は,まずは,電話またはメールにてご予約の上,当事務所へ面接相談にお越し下さい(相談料45分まで5500円(消費税込))。お話をうかがった上で,アドバイスをさせていただきます。
現在, 女性からのご本人の離婚に関する面接相談を初回のみ相談料無料(無料相談)(45分まで)にて行っております(要予約)。
相談のみでも結構です。まずは,お気軽にご相談ください。
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