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モラハラ夫と離婚したい方へ-失敗を防ぐ3つのポイント

健全な成長

夫からモラハラを受けていたと気づいた女性から,次のようなご質問がよくあります。

  • 夫は法学部を出ていて法律に詳しいのですが,私で立ち向かえるのでしょうか?
  • 夫から「お前は無職だから親権は取れない」と言われましたが,私が親権を取れるのでしょうか?
  • 夫から「離婚しても一銭もやる必要はない」と言われましたが,何ももらえないのでしょうか?
  • 夫から「離婚するならお前も住宅ローンの半分を支払うことになる」と言われましたが,そうなるのでしょうか?

そこで,この記事では,モラハラ夫との離婚の対策を,次の順序で解説します。

  1. モラハラ夫との離婚でめざすもの
  2. モラハラ離婚の特徴-成功するための3つの知識
  3. モラハラ夫と離婚する対策-失敗を防ぐ3つのポイント
  4. ポイント1 特徴をふまえた準備をする
  5. ポイント2 身体と心の安全・安心を確保する
  6. ポイント3 話し方・伝え方を意識する
  7. モラハラ夫と離婚する手順-具体的な進め方
  8. モラハラ夫と離婚したいときの弁護士依頼の注意点

(モラハラは,妻から夫に対してなされることもありますが,この記事では夫からモラハラを受けている場合についてお伝えします。)

モラハラ夫との離婚でめざすもの

モラハラの特徴とその問題の大きさ

夫からモラハラを受けているので離婚したいと相談に来られる方の多くから,よく以下のような話をお聞きします。

「一緒にいるととてもつらくなるのに,なぜつらくなるのかわかりませんでした」
「夫が帰ってきてドアを開ける音がすると,心臓が激しく鼓動して不安になりました。でも,それがなぜなのかはっきりとは分かりませんでした」
「けれど,色々とインターネットを検索していたら,自分の夫と同じようなことをしている人の話が書かれていて,それが「モラハラ」と言われるものだと知りました。」

モラハラ

「モラハラ」,「モラルハラスメント」は,「言葉や態度による精神的な暴力や苦痛」のことを言います(フランスの精神科医マリー=フランス・イルゴイエンヌ提唱)。外傷によって顕在化しやすい肉体的暴力と異なり,潜在的で認識されにくいと言われています。

じわじわと精神に影響を及ぼしており,本来ならばもっとも心を許せる場所,安心し,安全に暮らせる空間であるはずの家庭,夫との関係が,著しく脅かされているというのが,モラハラを受けている女性の状況でしょう。

典型的なモラハラの行動は,妻の人格を否定する,暴言を吐く,無視するというものですが,このような言動に耐えて生活するのはとてもつらいはずです。

家族社会学で,「家族」は,「夫婦・親子・きょうだいなど少数の近親者を主要な成員とし,成員相互の深い感情的かかわりあいで結ばれた,幸福追求の集団である」と定義されています。
家族である「夫婦」の場合,この人となら,対等の関係で話し合え,パートナーとして大切にされ,安心,平穏に過ごせる,さらには幸福になれると信じて婚姻したはずです。
ところが,モラハラをされると,「幸福追求」どころではなく,安心,平穏に過ごせなくなります。

本来ならば,最も信頼し,大切にしてもらえるはずのパートナーから侮辱的な言動をされることで,自分が誰からも価値のない人間と感じさせられ,人間としての尊厳まで破壊されてしまうことに問題の大きさがあります。

めざすべき離婚後

幸せをめざす親子

離婚により,こうした自分を押し殺した生活,苦しい状況から逃れることができるのです。

ですから,モラハラ夫との離婚を成立させることで,自分らしく安心して生活できる環境,自分の尊厳を取り戻し,その後,幸福を再びめざしていきましょう

モラハラ離婚の特徴-成功するための3つの知識

私は,これまで弁護士として多くのモラハラ事案に関わってきた経験に基づき,モラハラを理由とした離婚には,他の場合と比較して,以下の3つの特徴があるものと考えています。この3つの特徴を知識として得ておくことで,モラハラ夫と離婚する際の心の負担を減らし,成功に向かって行動していけるでしょう。

1 モラハラのつらさは伝わりにくい

モラハラが伝わらなくて不安

「私の夫の言動はモラハラになりますか?」と尋ねられることも多いのですが,実は,大切なことは,モラハラに該当するかどうかではありません。

モラハラで離婚したいときには,夫婦で話し合い,離婚調停をするという手段がありますが,それでも夫が離婚に承諾しないときには,離婚裁判(離婚訴訟)を起こして,裁判所に判決で離婚を認めてもらう必要があります。

離婚裁判では,裁判所は,証拠により,「離婚原因」(判決で強制的に離婚を認める離婚理由)があるかどうかを判断します。その「離婚原因」となるものは5つあって,民法770条1項に定められています。
その5つの中には「モラハラを受けたとき」というものはありません。ですから,夫の言動が「モラハラ」と言えるだけでは,離婚が認められることにはなりません。
そのため,モラハラの場合には,夫の言動が,離婚原因の中の「婚姻を継続し難い重大な事由があるとき」に該当することを伝えていくことが重要なのです。

ところが,モラハラは,身体的暴力の場合の被害のような外傷が生じず,被害者自身も被害を受けていると気づきにくいほど巧妙にされるもののため,体験していない方に対して,婚姻を継続し難いほどのつらさが伝わりにくいです。

モラハラ被害者の方には,相談・依頼する弁護士に理解してもらえない,調停委員に理解してもらえないという悩みを抱えている方も多くいます。

予めそのような性質,特徴があることを知っておくことで,必要以上に理解してもらえないことによるショックを避けられますし,伝えるための対策を意識できると思います。

2 モラハラは証拠が残りにくい

元々,夫婦間でのトラブルは,多くの場合,外部から遮断された家庭空間で起きるため,目撃者などの証拠が少ないです。

その上,モラハラは,性質上,外傷が残らないため,写真,検査結果,傷の目撃者などの証拠もありません。
モラハラ夫は,外では「いい夫」「いい父親」という印象を持たれていることも多いので,家庭内に見られる夫の性格を知っている人もいない,少ないという状況が生じます。

そのため,少しでも証拠になりそうなものを集めておくという意識が重要です。

3 モラハラ相手との離婚問題は長期化する

私は,これまでご相談・ご依頼を受けてきた経験から,夫にモラハラがあるときには,夫婦間での離婚の話し合い自体が難しい,話し合いをしても解決しないことが,他の場合の離婚と比較して,圧倒的に多いと感じています。

また,モラハラをする夫が,妻の「言いなり」になって離婚することは認めがたい,自分から妻が離れていくわけがない,と思っていることが,夫の言動からもうかがわれます。
そのため,裁判所に離婚調停を申立てて,裁判所で話合いをしても,離婚の合意に至らないことが多いです。

海外の書籍にはなりますが,フランスの精神科医マリー=フランス・イルゴイエンヌ著「モラル・ハラスメント」の中でも,「加害者は相手が自分から離れていくことを認めないので,離婚しようと思ったら法律に頼らざるを得なくなる場合も出てくる」「実際,モラルハラスメントの加害者と離婚する場合は訴訟になることが多い」と述べられています。

そのため,モラハラ夫との離婚は,時間がかかり,離婚裁判(離婚訴訟)になることも多いです。
予め,そのような特徴を知っておくこと,覚悟しておくことで,なかなか解決しないことについての負担感を下げることができると思います。

モラハラ夫と離婚する対策-失敗を防ぐ3つのポイント

私が,これまでモラハラに関する専門書を読んで学んだこと,また実際に多くのモラハラ事案に弁護士として関わってきた経験に基づき,モラハラ離婚で失敗しないためには,重要な3つのポイントがあると考えています。それは,次のポイントです。

  1. 特徴をふまえた準備をする
  2. 身体と心の安心・安全を確保する
  3. 話し方・伝え方を意識する

モラハラ夫と離婚したい方には,離婚調停で,この3つのポイントを意識して行動することをお勧めします。

以下に,3つのポイントを順に詳しく解説します。

ポイント1 特徴をふまえた準備をする

証拠確保の必要性

モラハラの様子を撮影しておく

モラハラ夫と離婚したいと思って,離婚調停や離婚裁判をしても,夫が,そんなことはしていないと,モラハラ行為を否認することが多いものです。

裁判ではモラハラの証拠が必要になりますが,十分な証拠が残っていることは少ないので,どんな小さな証拠であっても,見落とさず,できるだけ確保しておくことが必要となります。

証拠が確保できていない段階で,夫に離婚の話を切り出すと,夫が,警戒して,新たなモラハラの証拠を取られないように,態度を変えることがあります。
また,家を出て別居すると,家に残してきた証拠を取りに行くことができなくなりますし,同居時の夫の言動を証明するような新たな証拠は得られなくなります。

生活設計の必要性

別居後の生活が不安で別居できないこと,離婚を決意して別居しても生活できずに困ってしまうことがあります。

そのような事態を回避するための対策として,別居後の生活方法について,知識を得て,計画を立てることも必要となります。

弁護士相談の必要性

弁護士に相談

別居前の弁護士相談が有用です。
今後に起こり得ることを知れば,無用な不安は解消できますし,問題回避のための対策も的確に進めることができます。
モラハラ事案に詳しい弁護士に相談することで,同居している今だからこそできる対策に気づいて,その対策を実行することができます。

モラハラ夫は,「自分は法律に詳しい」「弁護士の知り合いがいる」「お前が勝てるわけがない」などと,自分を優位に見せようとする発言をすることがあるのですが,その発言内容が,法律的に見て大きく間違っていることも多いです。
弁護士に相談すれば,正確な知識が得られますので,安心できます。

ポイント2 身体と心の安全・安心を確保する

精神的負担の大きさ

もともと離婚手続きは,精神的な負担があるものです。
しかも,モラハラを理由とする離婚は,離婚できるまでに時間がかかることが多く,そうなれば,長い間精神的な負担が続きます。
離婚の交渉中,離婚調停中に,夫や夫の代理人弁護士から提出される書面を読むことで,心身に不調をきたす方も多いです。

環境と人間関係の重要性

離婚を実現するためには,困難があっても離婚するという気力を長期間持ち続けることが必要です。
離婚調停・離婚裁判では,夫側が何を主張してきても心を強く持って冷静に的確な反論をすることも必要となります。

そのため,モラハラ夫との離婚を,途中で断念せず,成功させるには,心の平穏,安心・安全に過ごせる環境・人間関係を作ることが重要です。
モラハラをする夫と同居しながらでは,この安心・安全に過ごせる環境を確保できないと思います。

生活環境

ポイント1の「特徴をふまえた準備をする」ことは重要ですが,できるだけ早く準備を完了して,別居するなどし,安心・安全に過ごせる環境を確保することをお勧めします。

なお,夫からの面会交流要求に対する対応については,別記事「モラハラを理由に面会交流を拒否できるか」も参考にしてください。

支援体制

法律の専門知識がないことによる不安も多いと思われますので,可能であれば弁護士を依頼し,サポートを受けて,安心して過ごしてもらいたいと思います。

もっとも,弁護士に相談に行ったけれど,「離婚に迷っているなら,今弁護士にできることはない。離婚すると決まってから来て」と言われたり,「これくらいの理由で離婚したいなんてわがままじゃないの」と言われたという体験談も聞きます。モラハラのつらさを分かってもらえなかった,モラハラに理解がなかったという,弁護士への不満も聞きます。
モラハラを理由とする離婚を考えている方は,離婚を決断していなくても相談に応じてもらえるのか,モラハラについて理解のある弁護士・法律事務所なのかをよく確認・検討した上で,弁護士相談を利用していただくのが良いと思います。

ポイント3 話し方・伝え方を意識する

伝えることの重要性

モラハラは,つらさが伝わりづらいものです。

モラハラという言葉はかなり浸透してきていますが,モラハラについて研究したり,実際に対応したりしたことのない弁護士,調停委員,裁判官も少なくありません。
そのため,モラハラがどういうことなのか,それがどのように離婚理由につながるのか(民法770条1項5号の『婚姻を継続し難い重大な事由があるとき』という離婚理由になるのか)を理解してもらうことも必要となります。

そこで,これらのことが伝わるような「話し方」「伝え方」を意識することが重要です。

実際の場面がイメージできるように伝える

具体的には,できるだけ状況がイメージできるように,声のトーンなど状況の細かい描写を話すように心がけましょう。

離婚調停では話し方

話し方の準備をした上で話す

モラハラは,その特徴から,当事者間での話し合いで解決することが少ないので,離婚調停や離婚裁判(離婚訴訟)手続きに進むことが多くなります。

離婚調停で,あなたが直接話をする相手は,夫ではなく,調停委員になります。そして,調停委員が,あなたの夫に話を伝えます。
このとき,調停委員は,あなたが話した内容のうち,何をどの範囲で夫に伝えるのか取捨選択します。
そのため,まずは調停委員に,あなたの話す内容を調停委員に納得してもらい,応援したいと思ってもらわなければ,あなたの話が夫にも十分に伝わりません。
そこで,離婚調停では,調停委員に理解してもらいやすいことを選んで話すことが重要になります。

離婚調停での調停委員に対する話し方については,別記事「離婚調停時の離婚理由の良い説明方法-総論・モラハラ」で詳しく解説していますので,参考にしてください。

離婚裁判では書き方

書面の作成

離婚裁判になった場合には,裁判官に「夫のモラハラがあるから,離婚を認めるべき」ということについて納得してもらわなければなりません。
そのためには,どのような夫の言動を選んだら裁判官に伝わりやすいのかを意識して選び,伝わりやすいような文章にすることが必要になります。

離婚裁判で相手方が離婚を拒否しているときの陳述書の書き方については,別記事「離婚裁判の陳述書の書き方-離婚を拒否されているとき」で詳しく解説していますので,参考にしてください。

弁護士の支援も得る

弁護士の支援を得る

弁護士は,調停手続,裁判手続をする専門家であり,調停委員や裁判官に何を伝えるべきか,どう伝えたら納得してもらいやすいかについての知識・経験・技術を持っています。
弁護士のサポートを受けることも有益です。

モラハラ夫と離婚する手順-具体的な進め方

モラハラを理由に離婚するときの手順

1 証拠の確保

モラハラ夫と一緒に生活することは,精神的にとてもつらいことが多く,早めに離れた方が良いという一方で,別居すると証拠の確保が困難になることがあります。
早めに弁護士に相談して,証拠確保のアドバイスを受けて証拠の確保をし,次のステップに進めるようにしましょう。

2 別居

モラハラ夫と同居していては,夫の支配,コントロールから逃れることが難しく,安心して離婚の準備をすることは難しいです。
モラハラ夫は,妻が離れていかないようコントロールしようと,「お前が勝てるわけがない」なとど,妻を不安にさせるような言葉もかけてきます。
このような不安から逃れるためにも,早目に別居することをめざしましょう。

3 協議離婚(交渉)

交渉は,別居し,安全・安心の確保ができた後に開始した方がいいと思います。
相手がモラハラ夫の場合,ご自身では,対等な交渉が難しいことが多いでしょう。
そのようなときは,弁護士のサポートを受けることも検討しましょう。

4 離婚調停

相手がモラハラ夫の場合,交渉で離婚の合意をすることが難しいことが多いです。
次のステップとして,離婚調停を積極的に利用しましょう。
直接夫と話すことなく,間に調停委員,裁判所が入ってくれる手続きですので,話し合いの精神的負担も軽減されるでしょう。

5 離婚裁判(離婚訴訟)

モラハラ夫相手の離婚は,離婚調停で解決できないことも多いです。
その場合には,離婚調停での解決にこだわりすぎず,離婚裁判を検討しましょう。
もっとも,離婚裁判では証拠による立証が必須となりますので,弁護士と相談して,離婚裁判で離婚が認められる可能性はどれくらいあるのかを予測してもらいましょう。

離婚裁判の場合,どの点を意識して主張し,どの証拠を提出し,どのように書面を書くべきなのか,離婚調停よりも専門的な知識,技術が必要とされます。
離婚裁判をする場合には,弁護士を依頼すべきでしょう。

モラハラ夫と離婚したいときの弁護士依頼の注意点

弁護士依頼のメリット

弁護士に支援してもらって調停委員に伝える

弁護士に離婚調停に同席してもらえば,疑問に思ったことをすぐに弁護士に質問することができます。これによって,調停委員や裁判所が求めていることが何なのかを正確に知り,その日・その場で適切な対応を取ることができます。
また,離婚調停の途中から依頼を受けたとき,弁護士を依頼する前と後で調停委員の対応が全然違うと言われることもあります。弁護士が法律の専門家であるため,弁護士を依頼すると,調停委員が,あなたの言い分をすぐに否定するようなことをせず丁寧に応対してくれることがあります。
他には,法律知識に詳しくないがために,不利な条件にもかかわらず,調停委員に説得をされて合意してしまうという失敗を避けられること,口下手で意見を言わないことから説得しやすいと思われ,あなたの方を説得してしまおうと扱われる可能性を減らすことにもつながるでしょう。モラハラ夫と離婚したいという場合には,夫に言い負かされてしまう,夫の言いなりになってしまいそう,という不安も多いと思いますので,弁護士が同行してサポートすることで安心できる点も多いと思います。

もっとも,金銭的な問題から,弁護士の同行までは依頼できないこともあるでしょう。そのような場合には,弁護士に依頼をせず,継続的に相談をしてアドバイスを受けながら,離婚調停を進めるという選択もありえます。

当事務所の場合,弁護士を依頼,利用する方法として,弁護士が書面を作成し離婚調停にも同行するプランの他,継続的な相談によりバックアップするプラン,書類の作成だけを依頼するプランを用意しています。

弁護士依頼の注意点

繰り返しになりますが,当事務所に相談に来られた方が,他の弁護士に相談したけれど「モラハラのつらさを分かってもらえなかった」,「モラハラに理解がなかった」と,弁護士に対する不満を言われることがあります。
モラハラを受けていて,既に精神的に苦しい状況なのに,それを相談した弁護士にも理解してもらえないというのはとても苦しいことだと思います。
そのため,相談するときには,できるだけ,モラハラにも理解があり,法律的なことだけでなく,心のケアについても研究し,意識して対応している弁護士を選ぶとよいと思います。

当事務所の場合,弁護士木下貴子は,「夫婦カウンセラー」の資格を持ち,カウンセリングにも力を入れています。事務所としても,心のケアを意識して相談対応をする方針としておりますので,安心してご利用ください。

お住まいの地域によっては,モラハラを理解してくれる弁護士,心のケアに力を入れてくれる弁護士を探すことは難しいかもしれません。
そのような場合には,モラハラが伝わる「話し方」を意識して相談することで,モラハラの知識があまりない弁護士の場合でも理解してもらいやすくなるでしょう。

アドバイスブック「モラハラ夫との離婚に成功する方法」(PDF)無料プレゼント中

モラハラ夫との離婚に成功する方法表紙

著者:木下貴子

平成12年弁護士登録(弁護士歴24年)
多治見ききょう法律事務所所長
岐阜県弁護士会所属
岐阜県多治見市にある事務所には東京からも相談者が訪れ,離婚相談実績は1000件を超える
著書の「離婚調停は話し方で変わる」はAmazonランキング法律部門第1位獲得

内容紹介

夫のモラハラを理由に離婚を決意した女性が,準備不足で失敗したり,誤った行動をしてしまうことがあります。その結果,モラハラ夫とうまく離婚できず,苦しい思いをしています。
失敗した後に弁護士に相談に来られるケースも多いので,弁護士木下貴子が,その失敗例を基に,モラハラ被害者の女性が失敗しないためにやっておくべき準備をお伝えします。

  1. ○○をする
  2. ○○を書く
  3. ○○に弁護士に相談する
  4. ○○をもらう
  5. ○○をしておく
  6. ○○に注意する
  7. ○○を身に着ける

これまでに1275名の方が手に入れて,利用しています。(3月2日現在)

アドバイスブックを手に入れる方法は簡単です

下のフォームに,メールアドレスと,名前(姓・苗字)を入力して,ボタンをクリックするだけです。

ご記入のメールアドレスに宛てて,アドバイスブック「モラハラ夫との離婚に成功する方法〜モラハラ被害者の失敗から学ぶ7つの準備」(PDFファイル)がダウンロードできるURLを記載したメールを送信いたします。

さらに,入力したメールアドレス宛に,モラハラ夫と離婚したい人の離婚調停での効果的な話し方など,有益な知識をお伝えするメールを無料にてお届けします。(もちろん,不要な場合は,いつでも配信解除できます。)

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動画解説

弁護士木下貴子が,このページ「モラハラ夫と離婚したい方へ-失敗を防ぐ3つのポイント」をYouTubeでお伝えしています。

この記事を書いた弁護士

執筆者木下貴子

弁護士 木下貴子

多治見ききょう法律事務所所長

岐阜県多治見市で初の女性弁護士となり25年目。
離婚事件を中心的に取り扱い,これまでに受けた離婚のご相談件数は1000件を超えます。ご相談は,親身,気軽,自分で決めるをモットーに対応しています。
離婚・夫婦に関する講演の講師も務めています。
著書の「離婚調停は話し方で変わる」(ききょう出版)はAmazonランキング法律部門第1位を獲得しました。

木下貴子の詳しいプロフィールはこちら

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