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弁護士木下貴子の面会交流調停徹底解説(父親向け)

  • 面会交流調停は何ヶ月ぐらいかかりますか?
  • 面会交流調停にかかる費用はいくらですか?
  • 面会交流調停はどのように進むのですか?
  • 面会交流調停の準備はどうしたらいいですか?
  • 面会交流調停では弁護士を依頼した方がいいですか?
  • 面会交流調停で弁護士に依頼すると何をしてもらえるのですか?
  • 弁護士に頼むといくらかかりますか?
  • 面会交流調停申立書はどのように書くのですか?

とのご相談がよくあります。
お子さんと別居していて面会交流したいお父さんのための「弁護士木下貴子の面会交流調停徹底解説(父親向け)」連載です!
(多治見ききょう法律事務所所長 弁護士 木下貴子)

弁護士木下貴子の面会交流調停徹底解説(父親向け)の著者情報

著者:木下貴子

略歴

1997年(平成9年)
司法試験合格
2000年(平成12年)
弁護士登録(岐阜県弁護士会)
2010年(平成22年)
多治見ききょう法律事務所開設

弁護士木下貴子の面会交流調停徹底解説(父親向け)目次

弁護士木下貴子の面会交流調停徹底解説(父親向け)ダイジェスト

第1回 面会交流調停とは?面会交流調停の流れと準備手順

面会交流調停は,家庭裁判所の本庁・支部・出張所で行われます。面会交流調停は,不成立となったとき,審判手続に自動的に移行します。面会交流を定めるときには,子の利益が大事な視点となります。調停の流れを理解し,段階ごとに必要な準備を理解して進めていくことが大切です。

第2回 面会交流調停の費用

面会交流調停を弁護士に頼まず自分で申し立てる場合の費用は5000円程度です。弁護士に依頼をすれば,弁護士費用がかかります。審判手続きに移行した後,裁判官が出した結論に不服申立て(抗告)をする場合には,抗告手続きの費用がかかります。

第3回 面会交流調停の場所(裁判所)と日時

面会交流調停申立ができる裁判所は,(1)相手方の住所地を管轄する家庭裁判所,(2)申立人と相手方が合意で定める家庭裁判所です。
相談や申立書提出に訪れるときには,受け付けてくれる時間を確認してから訪れましょう。

第4回 親権を取りたい父親が面会交流調停をするときの注意点

親権取得と面会交流の両方をめざしたいと考えているときには,(1)親権の主張を続けるか,(2)離婚成立前の子供の引渡しを求めるかについて,決断をする必要があります。親権の紛争によって,どのような悪影響が生じうるのかを理解した上で判断しましょう。

第5回 面会交流調停を弁護士に依頼するメリットと弁護士費用

面会交流調停で弁護士を依頼すると,あなたの主張を的確に伝えてもらえる,面会交流の阻害要因の解消を容易にするなどのなどのメリットがあります。
他方,デメリットとして,弁護士費用がかかることがあります。
弁護士に依頼をするときには,報酬や日当の内容も理解した上で契約しましょう。

第6回 面会交流調停で子どもの手続代理人制度を利用するか

子供が,父親の弁護士とも母親の弁護士とも異なる弁護士を代理人に付け,面会交流調停に参加する方法があります。子供の代理人となった弁護士は,子供の利益実現のため,子供の意思形成を支援し,調停期日に出席して,子供の意向に沿った形での面会交流の実現をめざします。

第7回 面会交流調停申立に必要な戸籍・印紙・切手の準備法

面会交流調停申立には,子供の戸籍謄本,収入印紙,切手が必要です。子供の戸籍謄本は,子供の本籍地の役場で取得します。切手の内訳は,裁判所により異なります。内訳がわからないときには,裁判所に問い合わせましょう。

第8回 失敗しない面会交流調停申立書・付属書類の書き方

面会交流調停申立書の書式は,全国共通で,裁判所のウェブサイトからダウンロードできます。付属書類は,裁判所により書式が異なり,ウェブサイトに掲載されている場合と掲載されていない場合があります。特に相手方が読む可能性のある書類については,書き方に注意しましょう。

第9回 面会交流調停申立書の提出方法

面会交流調停申立書は,申立てをする裁判所に郵送するか持参します。手元に,提出した書類一式のコピーを残し,フラットファイルに綴ることをおすすめします。

第10回 面会交流調停の第1回調停期日の決まり方

裁判所は,面会交流調停申立書を受け付けると,事件番号を付け,担当裁判官と担当調停委員を決め,第1回調停期日を決めて,申立人・相手方の双方に第1回調停期日を通知します。同じ裁判所で既に離婚調停など別の調停をしているときには,同じ裁判官・調停委員・期日に指定されるのが通常です。

第11回 第1回面会交流調停期日までの準備,調停期日の持ち物

第1回面会交流調停期日には準備して臨むことが大切です。裁判所から指示された準備をするのはもちろんのこと,話す内容や話し方の準備・検討もしておきましょう。持ち物も確認しておきましょう。

第12回 面会交流調停に関わる裁判所関係者-調停委員と調査官の役割

面会交流調停は調停委員会が主催します。調停委員会は,裁判官(または家事調停官)と男女各1人の調停委員で構成されています。面会交流調停では,その他に,調査官や書記官も関与します。

第13回 面会交流調停第1回期日の進行と聞かれること

第1回面会交流調停期日では,別居後の面会交流の実施状況や,あなたの希望する面会交流の頻度・方法・その理由などが聞かれます。調停委員から聞かれたことだけに答えていると消極的に見えますので,予め準備しておいた内容も話すようにしましょう。

第14回 面会交流調停で話をするときに意識しておきたい3つのこと

面会交流調停で裁判官・調停委員に話をするときに,(1)審判結果の予測,(2)(元)妻の視点,(3)納得・共感してもらえる言動の3点を意識して話すことをお勧めしています。

第15回 調停で子供との面会交流を拒否されているときの対策

(元)妻に面会交流を拒否されているときには,知識・能力・経験のある裁判官・調停委員・調査官の力を借りるのが適切です。(元)妻の態度をふまえ,調停委員や調査官に対して必要な説明をするようにしましょう。

第16回 面会交流調停中の面会交流で別居親が注意すべきこと

面会交流調停中に(元)妻と協力して面会交流を実施するときには,面会交流を子供に有益なものとし,続けられるようにするため,家庭裁判所の「面会交流のしおり」に書かれている注意点などに気をつけましょう。

第17回 面会交流調停における家庭裁判所調査官の調査とその対策

面会交流調停では,家庭裁判所調査官が,面会交流調停期日の立会い,主張整理,子の監護状況調査,子の意向・心情調査で関与することがあります。調査の目的を理解して,必要十分で正確な情報を提供するようにしましょう。

第18回 家庭裁判所庁舎内で行われる試行的面会交流の進み方と対策

試行的面会交流は,家庭裁判所調査官が調査として実施するものです。実施場所の特殊性を理解して臨み,調査官の指示にしたがい,子供のニーズに合わせた交流ができるようにしましょう。

第19回 調停で面会交流支援団体の利用が必要となったときの検討手順

面会交流支援団体を利用するときには,その団体に予め利用の可否・手順を確認しておくことが必要で,調停条項の内容もその団体の定めに従う必要があります。

第20回 調停成立前に知っておきたい面会交流調停の調停条項の限界

調停条項を定めて合意しても,条項どおりに面会交流を実施できないことがあります。面会交流が子供に負担となって,父子関係が悪化していくこともあります。調停条項の限界とリスクを知った上で,適切な条項を考えるようにしましょう。

第21回 面会交流調停で条項を定めて成立させる最終段階の注意点

決めておかなければ後々トラブルが生じるような事項は,調停条項を決める段階ではっきりさせておくことが必要です。定めておくべきことを漏らさないように,また,解釈に争いが生じないものになるようにしましょう。

第22回 調停不成立後の面会交流審判手続の流れと対策

面会交流調停は,不成立になると,自動的に面会交流審判手続に移行します。あなたの主張を書面に書いて裁判官に伝えることが必要になります。調停とは異なるものですので,審判手続の流れを知って,準備をしましょう。

第23回 面会交流調停・審判の約束が守られなかったときの対処法

面会交流調停・審判の約束が守られなかったときには,履行勧告,間接強制,再度の調停などの裁判所の手続きを利用することが考えられます。それぞれの手続きの効果とリスクを知った上で,最適な手順を考えて進めましょう。

第24回(終) 私木下貴子が面会交流調停業務にかける思い

面会交流調停の意義を知り,正しく利用して,子供との良好な面会交流を実現し,継続してほしいとの思いで,連載を続けてきました。しかし,文章で伝えられることには,どうしても限界があります。面会交流調停を進めるにあたっては,適切なタイミングに,弁護士に相談することもお勧めします。

面会交流は多治見ききょう法律事務所へご相談ください

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